どうもっす。イシノです。
6月入りましてみなさまいかがお過ごしでしょうか?
Jam9もSBSラジオのイベント「ナツイチ」から6月の活動スタートしまして、
朝のオープニングライブから夜はライブハウスでの公演まで、長い1日でしたが、両会場ともみなさんと盛り上がれて最高でした!
天気悪い中ご来場いただいたみなさん、本当にありがとうございます。
こうやってラジオ局がイベントにブッキングしてくれるのも、Jam9を見に来てくれる方々があってのこと。
誰も見に来てくれなかったら呼ばれることもなくなってしまうわけで、
みなさんの思いが僕らを舞台の上に連れてってくれてることに改めて感謝です。
最近ライブの動画を撮って終わった後に確認する作業をメンバーで粛々とやってます。
20周年を経たあとの話し合いの中で、僕らが最重要テーマに据えたのは「ライブの進化」でして、
今までやってきたことや、現状やれることだけじゃなくて、
やってみたいこと、やったらカッコいいと思えることをどんどん形にしていこうと。
もちろんその中には、自分たちがこれまであまり気が回っていなかったり、
気づいてもいなかった部分も含まれてたりしてて、
例えば新しいSEに対してどうやって照明をオーダーするかとかも、
UNIEXの浜松公演が終わった後、いろいろとアイデアを出し合ったりしました。
もちろんホールでやる時は、何ヶ月もかけてプロの照明さんがセットリストの曲聴きまくってプランを組んでくれますが、
僕らの現状の活動規模からするとそうゆう現場ばかりをみなさんにお見せすることは難しいわけで。
その中で、どの現場だったとしてもどれくらい来てくれた人に期待以上を返せるかに頭をひねって考えてます。
もちろん個人的な課題もたくさんあります。
僕は正直20年やってきてただの一度も自分の歌に満足したり、手応えを感じたことはないです。
昔に比べれば多少マシにはなってると思いますが、
「まだ自分はこんなもんなのか。」と打ちひしがれることの方がほとんどです。
地味なトレーニングを辛抱強く続けてもなかなか結果に繋がらない時期もあるし、
何かを変えようとする過程で、むしろ調子を崩す時もあります。
声色も喉があんまり強くないところも生まれ持った性質もあるんだろうなと思います。
それでもただひとついえることは、
僕の人生において20年もの間、
数え切れないくらい絶望しても恥かいても諦めず続けられたのは、
唯一「歌」だけなんですよね。
歌は僕に一度も思い通りの自由を与えてくれたことはありません。
でも不思議なことに一度も嫌いになったことがないんです。
飽きることなく
自分から遠ざからることなく
忌み嫌うこともなく
何か形のない確信をずっと追い求めること。
それを才能だと呼んでいいのであれば、
僕にはそれがあるんじゃないかと最近では思ってます。
僕が20年で握りしめてるものはたったこれだけです。
本当にたったこれだけですけど、
どんなことがあっても決して手放さなかったものを
いつか誇れるように
やるだけです。やり続けるだけです。
でもね、ひとつ思うことは、
「Jam9じゃなくなってもそれ続けられますか?」と聞かれたら、
僕は「無理です」と答えると思います。
僕が諦めずに握りしめてた握力のほとんどはJam9というものへの意地と誇りと責任感から生まれてるんだなと。
だからみなさんに約束します。
もっとJam9をよくできるように僕はがんばります。
イシノ
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