どうも。イシノです。
すっかり正月ムードも消え去りつつありますが、みなさまお元気でしょうか?
僕はといえば今月はライブが少ないので自分の個人的な課題に向き合える時間がたっぷりあるので、
年始から夜な夜な歌のトレーニングをみっちりやっております。
ここ数年、以前よりは上達したとはいえ、まだまだ理想とするところには程遠いな〜とか
こんなに長いことやってんのに根本的なところが良くなっていかないことにかなり苛立ってたんですが、
去年の12月くらいからこの10年以上謎だった部分(ボイトレ理論的に)が少し掴めそうな予兆を感じまして、
今ゴリゴリやってるところです。
センスないんだろうなとか
生まれ持ったものなんだろうかとか
そもそもボーカルに向いてなかったのかとか
そうゆう言葉で自分を慰めるのはもう飽きたので
今年こそ確実に掴んでやりたいと思ってます。
以前ボイトレに通ってる時、
こうゆうイメージだよー
ここに響かせるよー
顎は動かさないよー
首が前に出ないようにだよー
教えられることが全然理解できずにかえって調子を崩したりすることもしょっちゅうで、
数年通っても何も掴めずに、
こんなんだったらやらないほうがいいやと辞めてしまいました。
でも決してその先生が悪いわけではないんです。
むしろ100%正しいことを言ってます。
ただ当時の僕には何がどうなるとこうゆう効果が起こるという道筋が見えてなかったんです。
例えるなら、野菜やお肉という食材をひとつずつ渡されても、カレーという料理を知らないから作れない...みたいな。
ちょっと例えが適当だったかもしれませんが、何か伝わってたら幸いです。
何のためにトレーニングするのか?
何度も何度も試行回数を増やす理由は何か?
それは、気づくためなんです。
自分の中での気づきが何よりも大事なんです。
当時の僕は先生がびっくりするほど軽やかに歌えるレベルまで連れてってくれることをただただ期待してました。
でもそれは塾に行っても頭良くならないのと一緒で、
あくまでメソッドを教わるだけで
気づいたり掴むのは自分の役割なんです。
自分の体です
自分の喉です
自分の口です
いろんな理論を落とし込んで
これはこうなるのか
あれ、いつもより響くぞとか
いつもより息を効率的に使えてるからか苦しくないぞとか
自分のものにしていかなきゃいけないわけです。
何を当然のことを言ってるんだと思われちゃいそうですが、
歌はごく感覚的なものでもあるので、
まったく理論を学んでない人でも発声や呼吸に最初から優れてる人は結構います。
最初から上手な人もいるのに、いつまで経ってもコツを掴めない自分にガッカリすることばかりでしたが、
これまで亀のようにゆっくり進んできた分、きっと下地はできてるはずなので、
あとは気づきを武器に変えてくだけだと思います。
何でこんな気づきを得たかというと、
実はライブの時の写真でした。
僕はいつも歌ってる時苦しそうな顔してて、
口の開き方もいびつで何かしんどそうに見えました。
何でかな〜変な顔と長年思ってたんですが、
年末にいろんな歌手の方々が歌番組で歌唱してる顔を見て「あれ?これってもしかして」と
久々にソワソワするような気づきというかひらめきがありました。
たぶん変な顔になってた理由は響きを自然に作れなくて頑張って無理な別の方法で作ろうとしてたり
息の使い方が下手で声を持ち上げてしまう癖が長年染み付いてたこともあったんでしょう
こうゆうところをひとつひとつ潰していくことが今後の課題になりそうです。
というわけで本日の練習の気づき
⚪️顔の前で歌う(響かせる)
⚪️鼻筋から降ってくるように
⚪️地声から常にエッジを意識
→声区の切り替えなんて考えてると換声点付近がフニャフニャになるから完全無視。その代わり常に上にも下にもいける声にしておく。
⚪️ミックスの鍵は超閉鎖
→空気が多いからプルアップやひっくり返る
→一切の空気を遮断すれば勝手に繋がる
→つまりこれがよくボイトレで言われる後ろに響かすようにの答えなのかと
引き続きがんばります。
ただ、今結構ワクワクしてます。
変われるかもしれません。
イシノ
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