Giz'Moです。
さっきThreadsにも貼ったんだけど、今日は久しぶりに曲を作るお仕事でございます。
珍しく作家仕事のない1週間でした。
何してたかというと、先々でやらなきゃいけなくなるデザインを組み立てたり、MVのロケを探してコンタクトしたり、衣装や舞台用のセットをネットで探したり。
うん…しっかり目に働いてる笑。
そんな1週間を過ごして「全く音楽に触っていなかった」ので、久しぶりに曲を作る作業ができてとても幸せいっぱいです。
ブログ書き終えたら、また作業再開です笑。
幸せです。
「Jam9はもっと売れるべき」
↑
と、ずっと言われ続けてきました。
だけど、それが自分たちにとって幸せじゃないということに早い段階で気付いてしまいました。
関わる人が増え、知らないところでJam9というグループの意思決定がなされて、指示を遂行することが日課になって。
評価されてもどこか他人事に思えて、自分が決めたことじゃない話で悪く言われて。
もちろんそれが「ビジネスを大きくする」ことであり、売れるという事なんだろうけど。
そしてお金を出す人に発言権があるのは資本主義のあるべき姿なんだろうけど。
もちろん一緒に動いてくれた人たちには1人1人感謝もしているんだけど。
無理でした笑。
私たちはワガママで欲張りなんです。
良くも悪くも「矢面は常に自分たち」なのだから、その意思決定も責任も全て自分たちで背負わなければプライドを保てないと感じました。
あれから10年が経ちました。
今、私たちは改めてその選択が間違っていなかったと思っています。
ビジネスの拡大は「無限じゃない」
だからピークアウトがあって、人が離れ、いつかは終わりを迎える物だということを知っていました。
良く言えば、だからこそアーティストは輝くのです。
そして悪く言えば、若者だけに許されたチャンスであり、使い捨てで若者を入れ替えるビジネスです。
もちろん色んなビジネスは「次の一手(新商品)による再起」が可能だけど、残念ながら音楽は「人間」なので、同じ人間を使ってアーティストの若返りは出来ないし、ずっと同じ商品です。
人生は1度しか無い。
私たちはJam9を「売れて消えるもの」にしたくなかった。
なぜならそれは私たちの人生であり、誇りであり、家族だから。
同世代や後輩が私たちを追い抜き、大きな成功を掴み、大きな舞台に立つのを眺めてきました。
そしてまた、そんな人たちがピークアウトの先で違う道を選んで行くのも眺めてきました。
誰にでも「幸せの基準」があります。
一瞬でも有名になりたい人。
1作品だけでも世間に評価されたい人。
1度は日本の頂点に立ちたい人。
その中で私たちは3人共に満場一致で「Jam9をずっと続けて行くこと」を選びました。
選んだその日を忘れません。
全員で幸せを噛み締めました。
あれからずっと、私たちは大変なことも山ほど抱えながら、毎日を「幸せに生きている」んです。
辞めて行った元同業者に言われます。
「こんなに続けられるなんてJam9は奇跡よ」と。
違うんです。
「そのための道」を選んだだけなんです。
ただし、この幸せな環境で私たちは今も紅白出場と日本武道館を「真面目に狙ってる」ことだけは付け加えさせてください。
潤沢な宣伝費もない私たちは、Jam9を始めた当初から今に至るまでずっと言い続けてきました。
「曲の力で全てを突破してやろう」と。
その方がカッコ良いって信じてます。
そして、奇跡が起きて1曲売れたとしても、私たちは「今がビジネスチャンスだ!」なんて微塵も思う事は無いでしょう笑。
最後に、そんな私たちを理解し独立を許して送り出してくれた前事務所の人たちと、そんな私たちなのに今も在籍させてくれているレコード会社に感謝します。
もうそれが奇跡よ笑。
なんて恵まれた人生なんだろう。
今日も幸せをいっぱい噛み締めながら、音楽を作りたいと思います。
Giz'Mo
おととい、仕事がお休みだったので、アクトシティ公演のDVDを見ました🎵Giz 'Mo さんが発言したことは絶対叶う❗そんな風に思います👍️形はいろいろあるかもしれませんが、そこがJam9さんの良いところなんじゃないかなと思います✨これからも楽しみにしています\(^-^)/