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Giz'Mo「最近思うこと:振り返ってみれば」

Giz'Moでございます。


ちょっと天気の悪い今日、皆様いかがお過ごしですか??


ここから梅雨がやってきて、また夏がやってくるんですね…1年ってホントあっという間。


SNSでは触れましたが。


浜松いわた信用金庫の新しいCMでBGM全編を担当させて頂きました。


本編より、オープニングのロゴ部分の方(2.5秒)が苦労しました笑。


普段、尺を気にせず構成を作って行くので「2.5秒です」って言われるともう、どうして良いのか分からない…。


さて、今日も書いて行きますね。


最近思うこと。


振り返ってみれば


Jam9というグループは、周りに比べてメジャーデビューが遅かったです。


当時「歌う人たち+DJ」というグループは各地に驚くほど多く存在していて、日本中にファンがいるグループから各都市で結成したばかりのグループまで、もうホントに数え切れなかった。


そして、ほぼ漏れなく全員が「メジャーデビュー」という形のない夢を目指していました。


おそらくそれは「世に認められた証」今で言うYouTubeの盾みたいな物で。


2000年代の「若者のカルチャー」でした。


そんな中で2003年に静岡県で結成されたJam9は、バンド出身で音楽に詳しいと言うアドバンテージと、ヒップホップ1年生というハンデを持ってスタート。


何が正解なのかも分からない日々の中で、できるのは「自分たちの音楽を信じること」だけだったと思います。


そんな数年間で、周りからメジャーデビューという夢を掴むグループが1つ1つ出てきました。


カリスマ性のあったグループ。


ビジュアルの良かったグループ。


ファンをまとめるのが上手かったグループ。


そうやってアマチュアの群れを抜け出して行くグループが出る度に「おめでとう」と声をかけることで、大人とは何かを学んだ気もします。


そして同時に不安にも襲われました。


自分たちはこのままで良いのか?


デビューしたヤツらから何かを学んで自分たちを変えて行くべきなんじゃないか?


メンバー間で食い違う意見、そして焦りから発生する衝突だって何度も経験して。


それが7年間、2010年までのJam9でした。


振り返ってみれば、長い人生の中でその7年間は「別に長くない」けれど、その7年間で味わった挫折や悔しさはきっと生涯忘れない。


同級生がみんな就職や結婚を経て行く中で、浮いてしまっている自分への劣等感も。


年下のグループが先にデビューして行く中で感じた惨めさも。


自分のせいでデビューできずメンバーに迷惑をかけてるんじゃないかという恐怖も。


他、ちょっと書き切れない。


だからこそ、漠然とした夢だった「メジャーデビュー」という物は、そんな風に積み重なった悔しさ全てに意味を与えてくれる瞬間でした。


デビューしたこと自体には、何の意味もない。


やってることは今も昔も変わってない。


だけど「そこに至るまでの過去を自分が肯定してあげられるかどうか」の指標がメジャーデビューだったんだと思います。


5/29(月) 20:00〜

CLEEM MIKUメジャーデビュー記念日

J'S DINER 生放送(完全無料公開)

※出演:CLEEM MIKU


6/23(金) 20:00〜

Jam9 メジャーデビュー記念日

J'S DINER 生放送(2,200円)

※出演:Jam9


今年もまたメジャーデビュー記念日に舞台に立って、そんなアマチュア時代を振り返り、また頑張ろうという気持ちになれたら良いなと思う。


繰り返し書くけど、メジャーデビューに意味なんて無い。


その言葉の裏にある、乗り越えてきた山ほどの悔しい思い出を肯定してあげられる今が「特別」なんだ。



Giz'Mo




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