Giz'Mo「最近思うこと02:歳を重ねること」
Giz'Moです。
暑いくらいの気温かと思えば、いきなり寒い日がやってきますね。
いやJam islandは一年を通して温暖な気候なんですけどね(設定に追い込まれる…笑)。
体調崩してないですか?
私は意外と元気にやってるんですが、いよいよ今週末に迫ったフェスの準備で圧迫されております。
もう修正に次ぐ修正…。
ビジョンの映像一式だったり、MC原稿だったり、会場掲示物だったり。
やっぱフェスって大変だわ涙。
さてと。
今日も書いて行きますね。
最近思うこと。
歳を重ねる事
よく「みんな平等に歳をとる」と口にする。
これはホントそうなんだよね、誰もそのルールからは逃れられなくて。
時々「あの頃に戻れたら」という言葉を聞くけど、自分がどの時代に戻ったら幸せなのかは正直分からないんだよね。
音楽に夢中だった10代。
音楽に夢中だった20代。
音楽に夢中だった30代…。
いやむしろ今も変わってないのよね…つまりどの時代も私は同じ感覚で生きていて何ら精神的な変化が無いという。
もちろん、全ての時代で「夢のために犠牲にしてきた物」はあって、それを取り戻せるのならと願ったことはあります。
誰かの優しさにも気付けず。
愛犬の命は自分より短いという現実からも目を逸らし。
ただひたすら「描いた夢」のために命を削った先で待っていたのは、変化する時代という名の壁で。
自分が歳を重ねるのと同じ様に、時代も止まらず流れて行くんだよね。
それさえ気付いていなかった。
10年の月日は重い。
犬の一生にほど近い。
10代を終わらせて、20代を卒業して、30代を費やしてきました。
その先を生きる今、やっぱり感じているのは「いつか死ぬ」っていう現実なんだよね。
当たり前のことだけど、ちょっと怖い。
積み上げてきた知識も経験もステイタスも、一瞬にしてこの世界から消えるわけで。
それならせめて、あらゆる物が最も積み上げられた「死の直前」が最も幸せであって欲しいなと思う。
そんなの難しいことは分かってるけどさ。
でも思うよ。
悪いことばかりでも無いんだ。
社会での発言力や信頼度は、歳を重ねる毎に増して行く。
他人に外見を測られる苦痛からも解放されて、生きるのが楽になって行く。
そして重ねた経験から「自分にとって大切な物」も分かってくる。
どうせ「歳をとる事からは逃げられない」のだから、プラスの側面にもっと自分から光を当ててあげられたら良いのになと思う。
歳を重ねるとなぜか「何かを失った」様な気分になるけれど。
逆だよね、多くを得てるんだ。
そう思いながら生きて行きたいです。
Giz'Mo