Giz'Mo「最近思うこと06:QUEENDOM 2 に貰った物」
Giz'Moです、自主隔離中です。
濃厚接触者には該当していなかったけれど、全ての可能性を潰すために。
体調はとても良いです。
猫と過ごす時間が増えて、撫で撫でしながら溜まった仕事を家で片付けています。
日曜日にライブが出来なかった事は、自分で思っている以上に心に負荷を掛けています。
「取り返さなきゃ」みたいな焦り。
迷惑をかけてしまった人達への罪悪感。
それなのに家を出れなくて何も出来ない自分へのもどかしさ。
日本人だなぁと改めて思います。
昔、海外から来ている人が「風邪なのに迷惑をかけるからと言って仕事に来る人がいて逆に迷惑」と言っていたのを思い出しました。
「誰かに遷すかもだけど、それよりも仕事を遂行しなきゃ」
↑
今の時代だと絶対NGよね笑。
さて。
冒頭長くなりましたが、今日も「最近思うこと」を綴ります。
QUEENDOM 2 に貰った物
話題の番組なので、ABEMAで見ていた人もいるかもですが。
私が韓国アーティストの中で最も素敵だと思っているシンガーHYOLYNが出演していて、それをInstagramの投稿で見ていました。
最終ランクが発表されたというニュースを読んで改めて「なんてヤバい番組なんだろう」と。
元SISTERのメンバーでデビュー13年目のHYOLYNと、今年WA DA DAでデビューしたばかりのKep1er。
努力と愛嬌で戦ってきたベテランBrave Girls、他3グループの計6組が「真っ向勝負でパフォーマンスを競い合う」という企画。
それぞれの事務所も威信をかけて映像から演出まで組み立ててくるし、パフォーマンス用のリアレンジも凄いし、ダンスまでこのために作り替えて。
観ていてひたすら泣きました。
本当に凄かったです。
以下ニュースを転載。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7ffaab38bf8d616795732eb415ec9224af124c1
まず脅威の全セクション満点を叩き出したHYOLYNのパフォーマンスに震えました。
もはや劇団四季かよと。
次に、デビュー1年目のKep1erの気合いに圧倒されました。
当然「旬のアーティスト」ではあるけれど、実力で先輩たちに劣らないと証明しに来てるんだと感じるパフォーマンス。
そして何より、Brave Girlsの努力にまた大号泣しました。
そもそもBrave Girlsは「歌唱力とかダンススキルとかじゃない」努力する姿勢や愛嬌で勝負してきた遅咲きのグループで、こんなガチでスキルをぶつけ合う企画に呼ばれるべきじゃないと思いました。
それでも覚悟を決めて出てきた。
そして、いつものパフォーマンスでは無く、やっぱり「努力」が垣間見れるこの企画のための構成だった。
もちろん点数は高いとは言えなかったし、相応の評価だと思う。
でも、とにかく泣けました。
そしてメンバーのユジョンの「笑顔の力」がやっぱり凄かったです。
見ている人を笑顔に出来る才能がどれだけ素晴らしいのかを改めて認識しました。
QUEENDOM 2 に教えられたこと。
沢山ありました。
1つは、出来上がった曲をそのままの形で遂行するだけが正しい道では無いという事。
驚きや感動は「仕掛ける物」なんだと学ぶ機会になりました。
2つ目は、歌もパフォーマンスも、そして笑顔も大事なエレメントだという事。
評価ポイントに入っていなかったけど、Brave Girlsユジョンの「人を惹きつける表情」が圧巻だった。
3つ目は、音楽が競技化される新時代がやってきたという事。
日本でも放送されていた理由は「おそらく話題になるか試してた」んだと思う。テレビ制作側は今後確実に、日本のアーティストを使って同じ形を仕掛けて来る。
なぜ今まで「無かった」んだろう?
アマチュアは、プロになるためにそういう「評価され比較される過酷なオーディション」を何度も繰り返すのに。
プロになったら「音楽は比べる物じゃないよ」みたいな風潮があって。
事務所同士の気遣い?
同時期の同ジャンルのアーティストを集めて「運動会させるバラエティー」はあるのに、本気で本業で競い合うエンターテイメントはどこにも無かった。
凄く沢山の「学び」を貰った。
頑張らなきゃいけないと思った。
結果、トータルで見てミュージシャンが本気で競い合うことは「1つもマイナスは無かった」。
新しい時代が迫ってる。
その転換期で息苦しさを感じることもあるけれど。
きっと、もっと音楽は面白くなる。
そんな予感がしています。
苦しかろうが辛かろうが、やっぱり「負けたくない気持ち」を大事にしようと思います。
Giz'Mo