Giz'Mo「最近思うこと07:幸せの時間軸」

Giz'Moでございます。 色んなことが重なってバタバタしてますが、何とかやっております。 モッキーさんの笑顔は人を幸せにしますね。 そろそろJ'S DINERの新プログラム「BACKYARD」の準備をしなきゃと思ってます。 配信ライブという言葉に縛られ過ぎてた気がします。 2年やってきて「特別な物が見せられたか」を振り返った時、まだ出来てない部分があると気付きました。 BACKYARD=舞台裏。 それを僅かでも観てもらうことが出来たら良いなと思っています。 さて、今日も書いて行きますね。 最近思うこと。
幸せの時間軸。
哲学の世界の話では、人はみんな「幸せになるために生きている」そうです。
誰だっけ?ニーチェ?…。
幸せについての定義を知らない私が語ったところで、あまりそれっぽい話は出来ないけれど。
でも思ったんですよ。
「幸せ」には時間軸がある。
人はみんな幸せを「未来に設定」していて、それが根本のズレを生むんだろうなと思って。
理想と現実っていう言葉を良く聞きます。
理想(未来)と現実(たどり着いた未来)。
時間軸がある事を前提に置かず「幸せな未来」を描くことで、想像している「幸せな未来」にならなかったことを不幸と捉えてしまう。
そして、本当のことなんて見えないのに「周りは幸せな未来を手にしている」気がして焦ったり妬んだりする。
その現在地点を人は「現実」と呼び、更に先の未来に「得られなかった幸せ」を再設定する。
多分、人生はその繰り返しだ。
・あの子は大手に就職が決まったらしいわよ。
・アナタまだ結婚しないの?
・子供が出来ると幸せだよ〜。
・あの人は若いのに貯蓄が何千万円ですって。
・家は早くに建てた方が良いよ。
よく物語で見かける「他人に押し付けられる幸せの図式的なヤツ」は、時間軸がズレてる。
「アナタまだ結婚しないの?」
↑
結婚してない人は言わないフレーズなのよ。
つまり語ってる人にとって結婚は過去になってて、言われてる人にとっては未来なんだよね。
当たり前なんだけど、時間軸が違うので「違う物差しの押し付け」になるんだろうなと。
ついでに「アナタまだ結婚しないの?」と語っていた人も未来で離婚すると、物語ではこう語ります。
↓
「やっぱ一人は楽だね〜もう結婚はこりごり」
ほら、単なる時間軸の話。
自分と他人は、同じ世界にいるけど「同じ時間軸では無い」から、幸せの尺度もまた違うと思うのです。
今日この日、この世界にはペットを飼い始めて幸せに満たされている人と、ペットを亡くして悲しみに暮れている人がいます。
そこには10数年の「時間軸のズレ」がある。
だから「ペットがいると良いよ〜」という言葉と「こんなに辛いなら二度と飼いたくないよ」という言葉が同時に並ぶ。
正しい答えは分からないけど。
①振り返って幸せだったか。
②今幸せか。
その2つが大切で、未来が幸せかどうかは哲学的に言えば「どうせ一生ついて回る思考」かなと。
だからこそ自分に言い聞かせたいのは、他人の語る幸せに踊らされて未来を描くなという事。
今日を良い日にしよう。
自分の尺度で幸せを測ろう。
Giz'Mo